ヘネラシオン農園
生産者：アウベルト ロペス
地域：グアヒキーロ モンテシージョス
品種：カトゥアイ
標高：1,600m
精製方法：ウォッシュド
水洗式発酵時間：15時間-18時間
乾燥方法：アフリカンベッド
乾燥時間：15日-20日
農薬：無農薬
化学肥料：不使用
コーヒーの特徴
完熟ブルーベリーのような酸味とメイプルのような甘味はまるでブルーベリージャムのよう
アウベルト物語
アウベルトさんの農園はディオニシオさんの農園のご近所に位置します。これまで真摯にコーヒーを生産し続けてきたものの、長年評価されることはなく、買い叩かれ続けてきました。
2013 年ホンジュラスのコーヒー品評会でディオニシオさんのコーヒー豆が4位を受賞しました。そのことがアウベルトさんにとっても転機となりました。アウベルトさんの農園も標高が高く、土壌も肥沃、手塩にかけて生産をして来ていたので、 もしかすると自分のコーヒーの品質も良いのでは、と、その年、品評会審査員でもあったナンシーさんにカッピング をしてもらいました。そして始めて言われた「素晴らしいコーヒーですよ」の一言。
コーヒー生産者として働き続け数十年、始めて言われた言葉に涙を流れたそうだ。
その年から ナンシーさんのAroma Café にてアウベルトさんのコーヒー豆が取り扱われるようになった。
コロナ禍の 2020 年春ホンジュラスでは外出禁止令が発令。コーヒーの出荷シーズンでコーヒーの流通が滞ってしまいました。アウベルトさんにとっても未曾有の事態。彼は車やバイクど ころか、電話すら持っていませんでした。公共バスも完全にストップしていました。情報も入 って来ないため、なんとか豆を売る場所を探しに、ナンシーさんを訪ねたそうです。足場の悪い山の上から徒歩で8時間かけて「豆を買ってくれないか?」の一言を言いに。
カトラッチャはその年、彼のコーヒー豆を購入するつもりでいたこともありすぐに購入を決断いたしました。
アウベルトさんは財力が乏しくパティオで乾燥させていましたが、2021年より、ク ラウドファンディングで募った資金でアフリカンベッドを活用しています。
更なる品質向上が期待されます。
