エルエデン農園
生産者：マルガリータ コラーレス
地域：サンタルシア カンタガージョ フランシスコモラサン
品種：ルイル11
標高：1,450m-1,650m
精製方法：ウォッシュド
水洗式発酵時間：15時間-18時間
乾燥方法：アフリカンベッド
乾燥時間：15日-20日
農薬：無農薬
化学肥料：不使用
コーヒーの特徴
【浅煎】オレンジ系の酸味、紅茶のようなアロマ
【深煎】ビターチョコレートのようなほろ苦さと黒糖のような甘味
マルガリータ物語
マルガリータさんのコーヒー物語は結婚を機に始まりました。農園は1850 年以降代々引き継がれマルガリータさんで5 代目になります。マルガリータさんに栽培を一から指導したのは4代目にあたる夫の父親でした。彼が亡くなったとき、マルガリータさんは農園の管理を任され、多様化を図るため野菜とハーブを栽培し、アメリカのウォールマートというスーパーへ委託販売も行いました。ある日、ウォールマートから農園の有機農法が評価され受賞しました。その時初めて、代々伝わっている農法はアメリカのスーパーマーケットから評価されるほど素晴らしい農法だったのだと気づきました。そして先代方はとても素晴らしい生産者だったのだと知りました。
心に火の付いたマルガリータさんはその後、栽培しながら知見を深め、試行錯誤を重ねて農法を改善しました。希少な品種のコーヒーも栽培しました。近年は、コーヒー品評会へ出場することにより、確かな地位を獲得しようと試みています。
これから挑戦したいことはコーヒーの「精製」のプロセスの改善です。既にいくつかの要素で確かめました。ナチ ュラル、ハニーなどです。小さなロットですが、香りや風味で多くの良さが確認されています。
パカス、ブルボン、ティピカなどのコーヒーの品種を栽培することにも挑戦しました。それらはカップの風味と香りの品質向上に貢献しました。
そして私たちが新たに栽培したルイル11は素晴らしい魅力を見せてくれました。
今回お送りするコーヒー、ルイル11には1850年から確かに培われてきた栽培技術と私たちの新たな挑戦の想いが籠っています。お楽しみいただけますように。
