エドウィンさんのコーヒー【浅煎】500g

  • 4,000円(税込)
マグノリア農園
生産者:エドウィン・エルナン・コントレーラス・カスティージョ
地域:サンホセ
品種:ゲイシャ
標高:1,510m
精製方法:ウォッシュド
水洗式発酵時間:24時間
乾燥方法:アフリカンベッド
乾燥時間:20日-30日
農薬:無農薬
化学肥料:不使用


コーヒーの特徴
グリーンティのようなすっきり優しいコーヒーです。

エドウィン物語


2012年にホンジュラスはロヤ(サビ病)により深刻な影響を受けました。
エドウィンさんの農園はコーヒー団体から教わっていた有機農法で栽培していましたが
カトゥアイ、ブルボン、ティピカ、パカスなど、次々とサビ病にかかり枯れていきました。
絶望感に打ちひしがれる中、農園を歩くと枯れ果てた木々の中に生き生きとした一本の木。
この木は病気に打ち勝つエネルギーを持っている。
エドウィンさんの農園の前農主は外国へ行く度にコーヒーの種を持ち帰り、
農園にコレクションとして植えていたので、エドウィンさんも何が植っているのか
わからなかったのだそうです。

当時、エドウィンさんは本や写真で調べたり、専門家に伺ったりしましたが、
その木の品種は判別できませんでした。
品種もわからないけど、奇跡的にたった一本だけ生き残った木。
その木は他のコーヒーの品種よりもこの土壌に適していると判断し、
その木を親木として採取した種子で農園の50%まで再建することに成功しました。

後に海外から専門家が訪れて、自分の育てているコーヒーがゲイシャだと知りました。

前農主がパナマを訪れた際に種を持ち帰り農園に植えていたのだそうです。

2018年、ゲイシャのコーヒーを植えて5年。
少量ではありましたが販売できるほどの収穫量が実現しました。
農協に豆を持ち込めば、品質を確認され、マルカラのコーヒー品評会への出展を促されました。
そして、品評会で見事に2位を受賞。
1kg20$で取引され、輝かしい復活劇を見せてくださりました。

その時、カトラッチャ珈琲焙煎所も品評会とオークションに参加していました。
エドウィンさんの上記のストーリーは露知らずではございましたが
エドウィンさんのコーヒーの並々ならぬ美味しさに、手を上げる準備をしました。
1kg20$という額に指の一本も上がりませんでしたが。

オークション後は、エドウィンさんに直談判。
経済力がないので今は難しいですが、いつか買わせてください。と約束していました。

2020年、ついにエドウィンさんのゲイシャのコーヒー豆の輸入が叶いました。
少量ロットとなります。
どうぞお楽しみくださいませ。

※実は、カトラッチャ珈琲焙煎所のオープン時に配布したコーヒーの苗木は
このエドウィンさんの農園の親木から採取した種を日本で発芽させたものです。

豆のまま or 挽き豆

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